ハイブリッド・クラウドは、映画をストリーミング再生できるホーム・シアター・システムに例えることができます。映画館に出向いてポップコーンに散財することなく、クラウド上の映画を自宅の大型スクリーンで楽しめるストリーミング型のホーム・シアターは、まさにパブリックとプライベートのメリットを兼ね備えていると言えます。即応性、柔軟性、オンデマンド・コンピューティングというパブリック・クラウドのメリットと、自律性というプライベート・クラウドのメリットの両方を備えるハイブリッド・クラウドでは、組織のデータを完全に制御しながら、環境固有のビジネス要件、技術的要件、規制要件に対応した最適なサービスを提供できます。このハイブリッド・クラウドを実現する最良の手段の1つが、Microsoft Azure Stackです。

Azure Stackの目的は、Azureパブリック・クラウドの境界線をオンサイトのデータセンターまで広げることです。統合型のハードウェア・アプライアンスを使用して、Azureが持つパブリック・クラウド・サービスとしてのメリットと、データの自律性というオンプレミスのメリットを両立させることができます。例えばDevOps環境では、Azureクラウドで使用しているのと同じ開発環境をオンプレミスのワークロードに使用できるため、シームレスで洗練されたハイブリッド・クラウド・ソリューションが実現します。

パブリック・クラウドとプライベート・クラウドのメリットを兼ね備えるハイブリッド・クラウドでも、オンプレミスのクラウド環境にホストした資産、データ、アプリケーションの保護が必要である点には変わりありません。Azure Stack Marketplaceを通じて提供されるCheck Point vSEC for Azure Stackでは、動的に変化するクラウド環境のために設計された業界をリードする脅威対策セキュリティでAzureハイブリッド・クラウド環境を保護できます。

Check Point vSECを使用すると、Azure Stackで提供されている標準のセキュリティ機能を高度な脅威対策セキュリティで補完して、Azure Stack環境の安全性を強化できます。Azure Stackの内部に組み込まれるvSECでは、オンプレミスのネットワークとAzure環境を同じセキュリティ機能でシームレスに保護しながら、ハイブリッド・ネットワーク全体にわたって一貫性のある管理、ポリシー実施、レポーティングを実現できます。

チェック・ポイントとMicrosoft社は、以前から協働してイノベーションに取り組み、ミッション・クリティカルな環境のニーズに応える業界有数のソリューションを提供してきました。両社によるパートナーシップの主な成果を以下に示します。

  • Microsoft Hyper-Vベースの環境に高度なセキュリティを提供
  • Microsoft Azureの認定を取得
  • Azureパブリック・クラウド上のデータとワークロードを高度な脅威対策技術で保護する、業界初の仮想セキュリティ・ソリューションをAzure Marketplaceで提供
  • R80.10のSmart Managementに組み込まれたクラウド対応vSECコントローラ機能により、クラウド環境の変化に合わせたセキュリティ・ポリシーの自動適用を実現。R80.10はREST APIにも対応しており、DevOps環境で重要となるワークフローの自動化とオーケストレーションをサポート
  • Azure Security Centerとの統合により、Check Point vSECの導入とプロビジョニングを自動化
  • Azure Stackへの対応により、オンプレミス環境とハイブリッド・クラウド環境で高度な脅威対策が可能に
  • Microsoft Office 365とIntuneに統合可能なSaaSおよびモバイル・セキュリティ・ソリューション
  • その他 - 今後のリリースで新たな統合と機能をサポート予定

チェック・ポイントのクラウド・セキュリティ戦略では、多様な環境への対応を目指しており、主要なパブリックおよびプライベート・クラウド環境との統合をサポートしています。このためお客様は、幅広い環境で高度なセキュリティを実現し、そのセキュリティ・レイヤ上でマルチ・クラウド環境、ハイブリッド・クラウド環境を統合できます。

vSEC for Azure Stackの詳細についてはこちら、vSECクラウド・セキュリティの詳細についてはこちらをご覧ください。また、vSECのAzure Stack対応を発表するプレスリリースもご覧ください。