内部告発サイトWikiLeaksが3月7日に公開した新たな機密文書では、非常に高度なエクスプロイト・ツールなどの最先端のハッキング技術が、予想を超える容易さで入手可能になっている事実が明らかになっています。各国政府も含め、誰でもたやすく利用できる状況になっているのです。このようなハッキング・ツールは最新の偵察機能を備え、企業や軍事組織のネットワーク、スマートフォン、タブレットのほか、スマート・テレビなどのIoTデバイスにも侵入することができます。

チェック・ポイントの研究者はこのニュースに初めて接した時点から、該当するエクスプロイトの監視を続けています。ただし、コードの詳細はまだ公表されていません。今回公開された情報は2016年の初頭に入手されたものであり、ターゲットになったモバイル・デバイスのほとんどは、Android 4.4やiOS 9.2といった古いバージョンのオペレーティング・システムを搭載していました。現時点ではいずれも数世代前のシステムですが、ハッカーが当時最新のシステムへ侵入を果たしていたことは事実であり、その点はしっかり受け止めておく必要があるでしょう。

この問題を深刻に受け止めたチェック・ポイントは現在、機能横断的なチームを社内で編成し、エクスプロイト・ツール自体とその攻撃から1時間以内に発生する脅威について分析を進めているところです。チェック・ポイントでは今後もイノベーションを推進し、モバイル・プラットフォームやクラウド・コンピューティングを高度な脅威から守る、最も効果的な保護機能をお客様に提供していきたいと考えています。先進的なソリューションであるSandBlastとMobile Threat Preventionは未知の脅威やゼロデイ攻撃を検出できるよう設計されており、チェック・ポイントではこのような典型的な脅威をベースに戦略の焦点を定めています。

専門知識と経験が豊富な弊社の分析チームは、きめ細やかなサポートも提供しています。組織内部に存在する脅威のプロファイルを把握したい場合は、遠慮なくお問い合わせください。