| 2002年04月09日 | |
VPN-1 Net
VPN機能に特化させたソフトウェアを発表
トンネル単位の料金体系も導入し、VPN構築の選択肢を豊富に
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(本社・東京都新宿区、代表取締役社長・宇山幸伸)は9日、Check Point Software Technologies Ltd. 本社:イスラエル ラマット・ガン、会長兼 CEO:ギル・シュエッド、以下チェック・ポイント)が、VPN (Virtual Private Network:仮想専用網)を構築する機能に特化させたソフトウェア製品『VPN-1 Net』を、本年第2四半期に全世界で出荷開始することを発表しました。
VPNは、インターネットなどの公共ネットワークによって構築する、セキュリティ機能の優れた自社専用のプライベート・ネットワークです。VPNを利用することで、従来のフレームリレーや専用線によるネットワーク・サービス・コストを大きく削減できるため、近年急速に普及しはじめています。
インターネットVPNは「トンネリング」技術を大きな特徴としています。ネット上でやり取りされるデータは、小包状の「IPパケット」と呼ばれる通信しやすい形に整えられていますが、トンネリングとは、本来のパケットを暗号化し、新たなIPヘッダ(宛先や送信元)を付加して相手先と仮想のトンネルを開通するイメージで通信を行う技術です。
チェック・ポイントは、「セキュア・バーチャル・ネットワーク(SVN)」という独自のアーキテクチャに基づいたVPN構築のためのソリューション「VPN-1」製品群を提供しており、VPN製品の世界市場で62%(Datamonitor社:2001年6月調べ)のシェアを占めています。現行の「VPN-1/FireWall-1」製品ファミリーは、「FireWall-1」のセキュリティ機能とVPNを統合するソリューションとして提供されています。
本日発表するVPN-1 Netは、安全性と信頼性を条件とする「SecureVPN」ソリューションの一部として、高いコスト効果で複数のオフィスや遠隔地の従業員と簡単に接続できる方法を提供します。他社製のファイアウォールを既に導入されているお客様や、iDCやxSPなどのファイアウォールを利用しているお客様に向け選択肢を拡げる、チェック・ポイントとして初のVPN構築専用ソフトウェアとなります。
従来のVPN-1製品群は、ファイアウォールが保護対象とするIPアドレス(ノード)単位のライセンス料金体系を採用していましたが、VPN-1 Netでは初めてトンネル単位のライセンス体系を導入します。料金は、5トンネルで16万円からとなっています。
VPN-1 Netには、チェック・ポイントがVPN-1製品群で構築してきた、高度なセキュリティ技術や容易な運用管理技術の大半が採用されており、例えば以下のような特徴があります。
- ・「One-Click」テクノロジー
チェック・ポイントが開発した「One-Click」テクノロジーは、従来機器1台単位でのセットアップが必要であった、多様なVPNゲートウェイ間の管理機能を1回のキー操作で行う機能です。従来のVPN管理ソリューションは、構築や運用管理のステップが多岐に渡る上、システム上に多数の複製を作成しなければならないため、安全性の上でも問題がありましたが、ワン・クリックの操作だけで完全に相互接続された安全なVPNを構築できます。 - ステートフル・インスペクション・ベースのアクセス制御
VPN-1 Netには、最小限のアクセス制御機能も搭載しています。チェック・ポイントが開発したインターネット/イントラネット用ファイアウォールの業界標準技術である「ステートフル・インスペクション・アーキテクチャ」に基づいたアクセス制御機能であるため、高いセキュリティも実現できます。
ギル・シュエッド(チェック・ポイント会長兼CEO)のコメント
「通信コストの管理は、ネットワークおよびテレコミュニケーションの導入時における最大の関心事です。業界トップ・クラスのチェック・ポイント SecureVPN
ソリューションは、フレームリレーや専用線の有効な代替手段となります」